M・M
開発第二部
2015年7月入社。シミュレーション技術を活用した要素技術開発を担当。
昨年好評を博した、豊田自動織機主催・チーム制ソフトウェア開発インターンシップが本年も開催されます!
1926年の創業以来、繊維機械部門・自動車部門(車両・エンジン・カーエアコン用コンプレッサー)・産業車両部門など多様な分野での事業展開を行なってきた株式会社豊田自動織機。トヨタグループの源流企業である同社はグローバルにも強い影響力を持ち、フォークリフト・カーエアコン用コンプレッサー・エアジェット織機・DC-ACインバーターの4つの製品で世界No.1シェアを獲得しています(同社調べ)。
本イベントでは、同社の幅広い分野の中でも産業車両・物流ソリューションの部門にフォーカス。業界トップランナー企業の現場を担う社員の方々と一緒に、物流ソリューションにおけるデジタル・AI技術を用いた新たな価値創造について考えるプログラムです。
当日は自動運転フォークリフトの開発体験や、産業車両・物流の未来に触れるコンテンツにチームで取り組んでいただきます。同社の価値創造のプロセスや最先端技術への取り組みなどが学べる充実した内容となっています。
産業車両事業は、フォークリフトや物流ソリューションなどを通じて、私たちの生活・社会に大きな役割を果たしてきました。特にこの数年で大きく普及したeコマースを通じて、物流業界の重要性が改めて注目されることとなりましたが、現時点では日本の商取引におけるeコマースの比率は8%程度とされています。(※)
「いつでもどこでも注文できる」というeコマースの利便性から、グローバルな商取引や個人小口は今後も増える事が予想されます。
それに伴う形で、物流量の増加に加え、仕分けシステムなどをはじめとする物流業務そのものが複雑化・高度化し、それらを支える産業車両事業の社会的ニーズと重要性は、今後より一層増していくものと思われます。
今回は、社会影響力の強い産業車両事業の未来において特に期待される、AI技術に関する取り組みにフォーカスしたプログラムです。
豊田自動織機は、こうした社会全体の未来を変革するためのチャレンジを絶えず行なってきた企業です。最前線の現場で働く社員の方・同じ興味関心を持つ参加者の方と協力し合いながら、新たな価値創造に挑戦したい方のご応募をお待ちしております。
※ 経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」物販系分野のBtoC-EC市場規模より
イベント当日は、豊田自動織機の現役社員がメンターとして多数参加。ワーク中に困ったことがあれば、いつでも質問することができます。会の中では個別のフィードバックなどを実施し、オンラインでもしっかりと学べる環境を整えています。
当日は運営側で数名のチームを編成し、チーム単位で活動していただきます。多様なスキル・バックボーンを持つ方同士で知識を出し合い、相互に学び合っていただくことができる環境を整えています。自分がまだ持っていない知識をチームのメンバーから会得し、自分も知識を共有することで、大きく成長できるチャンスです。
物流ソリューションにおける新たな価値創造の一例として、フォークリフトの経路最適化を想定した、強化学習を用いたシミュレータベースでのタスクも実施予定です。ベースラインコードのご用意がございますので、強化学習の初心者でも問題なく取り組んでいただけます。成長著しい強化学習分野の課題に触れてみたいという方にもおすすめのイベントです。
※強化学習のコーディング経験は不問です。
※配布するサンプルコードの都合上、ご使用いただける言語はPythonのみとなります。
Pythonの基礎に関するインプットはございません。あらかじめご了承ください。
※何らかのPythonでの開発経験をお持ちの方は、ぜひ応募時のプロフィールにて、
ご自身の開発経験についてご記載くださいませ。
株式会社豊田自動織機は、社祖・豊田佐吉が発明したG型自動織機の製造・販売のため、1926年に創業しました。その後、事業の多角化を進め、繊維機械、自動車(車両、エンジン、カーエアコン用コンプレッサーほか)、産業車両(フォークリフトほか)、エレクトロニクスと事業領域を拡大してきました。世界各地にグループ会社を保有するグローバル企業でもあり、関係会社数は2021年度末時点で276社を超え、従業員数71,748名のうち半分以上の従業員が海外にて活躍しています。
2021年度も全社的な成長を続けており、主要事業である産業車両部門は売上高が1兆7,894億円を記録し前年度を25%上回る結果となりました。欧州市場ではフォークリフト販売台数が前年度比20%増とコロナ禍前の水へ回復(*1)、アフターサービスや補給部品の販売も堅調に推移(*2)しています。日本市場でもその影響力は大きく、国内でのフォークリフト販売台数が56年連続No.1を達成(*5)しました。また、「システムで物流課題を解決するソリューションの提案(*3)」、「フォークリフト部門における競争力強化(IT技術を活用したサービスの強化や安全性向上、電動化など)(*4)」にも取り組み、顧客の物流効率化へのさらなる貢献をめざしています。
*1、*2、*3、*4 全て「豊田自動織機レポート2022」P.26-29より引用。
*5 (一社)日本産業車両協会の発行するデータをもとに同社調べにて算出。
M・M
開発第二部
2015年7月入社。シミュレーション技術を活用した要素技術開発を担当。
H・S
開発第二部
2019年5月入社。3Dシミュレーションを活用した制御ソフトウェア、画像認識アルゴリズムの開発を担当。
Y・U
開発第二部
2018年4月入社。シミュレーション技術を活用した製品開発プロセスの事業部適用支援を担当。
S・H
トヨタL&FカンパニーR&DセンターAR開発部
2014年4月入社。自動運転フォークリフトの走行制御・経路生成・パレット検知アルゴリズムの開発を担当。
S・N
トヨタL&FカンパニーR&DセンターAR開発部
2016年4月入社。トラック荷役対応自動運転フォークリフトの開発を担当。
T・S
品質管理部
2019年4月入社。社内AI人材育成、及び、社内課題を解決するデータ分析実践・支援を担当。
T・H
ITデジタル推進部
2016年4月入社。画像認識による不良品検知のシステム・数理最適化技術を活用したスケジューラー開発を担当。
※参加メンターは変更となる場合がございます。
※1 Google Colaboratoryについて
・ご利用にはGoogleアカウントが必要です。お持ちでない方は事前に発行をお願いいたします。
・Google Colaboratoryを利用されたことがない場合、
Google
Colaboratoryの公式トップページへアクセスし、表示される「はじめに」の内容を事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。
※2 開発言語について
ベースラインコード・メンタリング等の都合により、使用言語をPythonのみに限定させていただいております。あらかじめご了承ください。
※3 イベントに参加される場所について
・本イベントは、3日間の開催となります。
ご自宅や学校など、長時間の滞在が可能な場所からご参加をお願いいたします。
・不特定多数の方が利用される公共施設や、飲食店などからのご参加は、周囲の方へのご迷惑になる可能性がございますので、固くご遠慮ください。
※4 インターネット環境について
・インターネット通信費用は、参加者様のご負担となります。
・プログラム期間中はインターネット通話を多数行っていただきます。
通信速度・機器状態等は事前にご確認をお願いいたします。
・セキュリティ上、各種フリーWi-Fiのご利用は固くご遠慮ください。
機密保持観点で、全参加者の皆様に、参加同意書のご提出をお願いいたしております。
詳細はご招待連絡時にご案内いたします。
1日目(11/16)
2日目(11/17)
※優秀者には2日目の終了後インタビューを行います。
3日目(11/18)
※タイムテーブルは変更となる場合がございます。
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